ちょこっと妻バカのチョコです！
最近は世界中で毎日コロナコロナですね。。
状況も毎日変わっていきますね。ちなみにこの記事は４月１日の夜中（正確には４月２日）に書いています。
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目次
新型コロナウイルスの現状
今回のこの新型コロナウイルス、始まりは１月末の春節前でしたね。中国武漢で発症し始めたこのウイルス、あっという間に感染者が世界中で増え続け今では約75万人が感染しています。
北半球は暖かくなる季節なので感染者も減るのではという見方もありましたが、こちらのグラフを見てわかる通り、感染者数は伸び続けています。しかも日本はここ数日での増加率が高い！
そしてこの感染者の増加率に比べて回復者はあまり伸びていないところが気になります。やはり、ワクチンができるまでは思うように回復しないのでしょうか？しかしワクチンが完成するまでには1年～1年半必要とされているので、落ち着くのはやはり来年でしょう。。
そうなると、ワクチンができるまでは対症療法となります。これは個人の免疫力にかかってきます。だから、高齢者や持病のある人ほど重症化しやすいと言われています。そんなの不可抗力ですよね。。そこは政府の腕の見せ所です！
各国の対応
私が住んでいるオーストラリアを中心にいくつかの国の対応を見ていきましょう。
☆オーストラリアの対応
オージーといえばのんびり気楽な人が多い印象ですが、実はこういう非常事態への対応は早いのです！今年のオーストラリアの夏は森林火災といいコロナウイルスと落ち着くことがありませんでした。
しかし政府の対応には「なるほど！」と思わされることが多かったのです。意外にやるな、オーストラリア！
オーストラリアで感染者が出たのはアジアに比べると遅く２月末で約20人でした。市中感染もないとされていました。
しかし、この時点でモリソン主相は動きました。「世界的なパンデミックの可能性を見据えて緊急事態のための準備を始めた」と発表したのです。この時点で中国全土からの渡航を制限していたし、韓国、イラン、日本からの渡航者は2週間の自主隔離を促されていました。
私は感染者数はまだ約20人なのに大袈裟じゃないかと呑気にテレビを見ていたものです。（今思えば、モリソン首相大正解！）
そして、ここからは市中感染も確認され感染者は一気に増え、現在では約5000人の感染者がいます。しかし、この数は希望者全員に検査をしての数です。日本の感染者数は現在約2500人（クルーズ船含まず）ですが、適当な検査をしていないので比較にならないと思います。
3月は毎日のようにモリソン首相の会見がテレビで放送され、日を追うごとに規制が厳しくなりました。
現在ではロックダウンとなり、食品の買い物、必要な通勤通学以外は外出禁止、外出時は他者とは1,5ｍ以上の距離をあけること（ソーシャルディスタンス）、家族以外との集会は2人まで、飲食店は持ち帰りのみ営業可などなど細かく規制されています。
実際、ほとんどの会社でリモートワークとなっているので通勤されている方は少ないと思います。夫のユーイもリモートワーク3週間目。。ランチ用意するの大変。。ｗ
学校も開校はしているけれど、両親が医療従事者などの人のために開いていて、家でもオンラインで授業を受けられるのでほとんどの人がホームスクーリングとなっています。
なので実際に外出する機会といえば、スーパーへの買い出しもしくはエクササイズのみです。買い出しの際も、店員と客が1,5ｍ以内の距離で話していたとかで捕まり罰金となった例がいくつもあります。車で友達数人でドライブ、レストラン内で店員がポーカーをしていた、水道の修理に来たスタッフ同士が近距離で話していたから罰金10万円以上。。など既に厳しく取り締まりが行われています。
そこまでか。。とも思うけど、一度決めたことを徹底的に取り締まるところ私は好きです。
その甲斐あって、ここ数日のオーストラリアの感染者の増加率は落ち着いてきているようです。
（追 4月6日）このグラフを見てください！
なんと！ロックダウンに入った3月27日から新規感染者が減っていることが一目瞭然！（ここまでロックダウン効果が分かっているのに何故日本はまだ踏み留まってる。。）
この規制を徹底すること、これが大事だとテレビでも強く訴えていました。
さらにオーストラリアのすごいところはアプリも早速つくっちゃうところ。この行動力の早さは素晴らしいです。文章でダラダラ書かれていても読む気がしませんが、アプリだと分かりやすくて情報収集もしやすくていいですね^^
この夏の森林火災や新型コロナウイルスへの対策からオーストラリア政府のスピーディな判断力、柔軟性や具体性を垣間見ることができて、とても頼もしく思いました。
☆その他の国の対応
中国のお隣の国、韓国はどうでしょうか？初期から感染者が出ていました。
韓国は世界で早くにコロナウイルス感染者の増加率をフラットにしたと、色んな国から見本にされています。
これを達成した背景には感染ルートの見直しを徹底したことにあるのではないかと思っています。どういうことかというと、全ての感染者が過去に通ったルートをマップに写して、感染者が集まっている所をクラスター場所だとして消毒を徹底したそうです。これを成し遂げたのは唯一、韓国だけだそうです。
それに韓国もマスクの着用の文化があるので、こちらの効果も大きいでしょうね。
現在の新規感染者はほぼヨーロッパとアメリカにまとまっています。ハグ、キスの習慣が大きく影響していると言われているヨーロッパでは特にイタリアとスペインで爆発的な感染を起こし医療崩壊を招いています。そして、これらの国はロックダウンに入っています。ロックダウンに入っているので、オーストラリアと同様に友人はもちろん、同世帯ではない家族に会うことも禁止されています。
私も最近知ったことなのですが、私の叔母が３月上旬のロックダウンに入る前のスペインを訪れていたそうです。しかし、よく行ったものだと驚きましたが。。日に日に規制が厳しくなり街の人が少なくなってく様子を目の当たりにしたと話していたそうです。さらには、外出禁止となりツアーしていた叔母を含む団体のツアーガイドのお姉さんが捕まったそうです。この状況でツアーを強行突破した会社の自業自得だとは思いますが。。
そして、現在あの先進国のアメリカでさえも危機的状況に陥っています。アメリカの死者は4600人を超え感染者数は20万人を超えました。中国を抜いて今や世界でもっとも多い感染者数となっており、ニューヨークなどがロックダウンに入りました。アメリカは国民皆保険ではないので、医療にかかりたくてもかかれない人が多いこともこの状況を招いているのだと思います。
そして感染者が少ないとされているアフリカは。。単に検査キットが少ないこと、またコロナウイルが周知されていないことから検査をできていない人が多いだけで、実際の感染者数は遥かに多いといわれています。日本と一緒ですね。。そう、先進国であるはずの日本ではようやく検査数が増えてはきているものの、このアフリカと同じように必要な人、希望する人への検査が行き渡っていませんでした。
☆日本の対応は！？
春節では中国人が訪れる国ナンバーワンといわれている日本なのに感染者が意外に少ないということは世界中から疑問視されていました。
また、オリンピックの中止が決定したと同時に都内での感染者が増え続けたことで世界からの見る目が変わったことは言うまでもありませんが、そこらへんの真実はさておき、今まで必要な数の検査をしてこなかったことは確かです。
そして政府からのメッセージは「不要不急の外出は控えましょう」
。。え？それだけ！？
そして3月末の3連休でたくさんの人が出歩きました。デパートではセールを開催しているので列には並ぶし、桜の開花時期なのでお花見も行くし、三連休なので遅くまで飲み歩きたいし、でその結果が今になって現れてきているということですね。
このグラフでも国内感染者はここ数日で一気に増えていることがわかります。
ここまできたらロックダウンだろう！と思いました。オーストラリアでも感染者が20人の時点で政府が大きく動き始めたので。日本の感染者は既に2500人。
ついに会見！でも安倍総理ではなく都知事の会見。そして国民へのメッセージは｢「換気の悪い密閉空間｣｢多くの人の密集する場所｣｢近距離での密接した会話｣の3条件が重なる環境を避けましょう。」
それだけ！？！？いや、東京、日本自体が既に人口密度の高い密集する場所なんじゃないかと。遅い。対応が遅すぎる。そして何がどこまで許されているのかも曖昧で非常に分かりにくいです。
オーストラリアでは国のトップの主相が毎日のように会見を行い、事細かな規制を述べていました。そのため、市民にとってもわかりやすい規制となったので大きな混乱もなく次の日からは従うことができています。国のトップが強く訴えかけることで国民にも危機感を与え皆に響くのだと思います。
日本は、この時にロックダウンを発表しなかったのは既に手遅れなんじゃないかと思います。
そして、いまだに緊急事態宣言は出されずに「ギリギリの状況」だと（皆さんがこれを読むときはさすがに既に宣言が出されているかもしれませんが）
ギリギリ！？それなら早く宣言を出してロックダウンすべき。こういう時に日本人特有の周囲の目を気にすることや反対意見を恐れて思い切った行動ができない性格が出てしまいます。何をするにも反対意見の人は出てくるので、思い切って行動する時だと思いますが。。
（（４月２日 追）4月1日に安倍総理が全世帯にマスク２枚を配布すると表明されました。
マスク！！２枚！！エイプリルフールのご冗談かと思ってしまった。。笑 いえ、もちろんマスクが手に入らないご時世、ないよりは助かると思いますが、既に手作りされている方も多いし、マスクを必要としている機関や人は他にいますよね。それに今更感。。それよりも具体的な補償金などを提示した方が国民も安心するはず。。
一方、オーストラリアは対象者に月約２０万円の支給を決定し、医療機関や教育機関で今もお仕事をされているご家庭のためにチャイルドケア（保育園）はこの時期、無料にすることを決めました。こっちのチャイルドケアは１日に約２万円するので大きなヘルプですね。）
この日本の感染者増加率はイタリアの初期に似ていると聞きます。これからまだまだ日本では感染者は増え続け爆発的感染、医療崩壊を招く可能性が高いです。
つまり、日本政府が動くのを待っていても遅いので、個人レベルで考えて先に行動を起こす必要があることを私は強く伝えたいのです！
本当に家から出ないこと。これが1番だと思います。必要最低限の外出のみ（食材の買い出し）に留め、外出時は人と距離をとること。
マスクの着用。手洗い・うがいの徹底。多くの人が触るものには直接触れない（ドアノブ、エレベーターのボタン、手すりetc）、こちらでは外出時に使い捨て手袋を装着して買い物をしてる人をよく見かけます。
人の目は気にしない。まずは自分を守る。自分を守ることは大切な人を守ることに繋がります。
私にも大切な家族、友達が日本に住んでいます。あなたが道ですれ違う人も誰かの大切な人であって、あなたが気付かずに感染していたらその人を殺してしまう可能性もある。新型コロナウイルスとはそういう怖い病気なんです。
日本人の危機感が低いとはいろんなところで聞きますが、ガラパゴス国の日本にいると気付けないのだと思います。
世界を見た時に初めて日本のヤバさに気付く。なので海外から少しでも日本在住の方へ私のメッセージが届くように願い真夜中にこれを書いています。
政府の会見などを見る度に私の心はモヤモヤしていたので、ここで少しスッキリさせてもらいました。笑
そして、1人でも多くの人に事の重大さに気付いてほしい。自分と大切な人を守ってほしい。国が動く前に自分で考えてほしい。これを本当に伝えたかったです。偉そうに聞こえたらごめんなさい。
何度も言いますが、とにかく家から出ないこと。私の大好きな日本、感染者が1人でも多く減りますように。
ストレスフルなおうち時間？
おうち時間、意外に悪くないですよ♪
ロックダウンでの自粛生活はストレスフルだと言う人もいますが、思考を変えてみると普段なかなか過ごせないシンプルライフを送る貴重な時間。いつかはコロナウイルスも終息します。そうなると、こんなに家で過ごせる日々はもう戻ってこないかもしれません。
私も今はスケジュールに追われることなくのんびり暮らしています。予定に間に合うように娘のお昼寝時間をコントロールしたり、外出のための支度をする必要もなく、移動時間も他の時間に充てることができます。そしてインターネットが普及している便利な時代なので、家族や友達とはフェイスコールで話すことができるし、普段見れないドラマや映画も見たい放題♡
家族と向き合う時間を頂けていると思って今の時間を楽しみましょう！
いつかは終わりがきます。せめてワクチンが完成するまではどうか外出は控え、皆さんご無事でいらしてください。
またここにある情報は初心者なりに調べたもので、感染者数も毎日大きく変わっていきます。悪しからず。。m(__)m
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